労務問題

このページでは、企業が直面する悩ましい労務問題について、真摯に対応することの重要性をお話ししております。 労務問題は企業にとって重大な問題であると捉えることが必要です。ほんの些細な社員の不満も、積み重なると大きな問題として発展していってしまいます。

 残業時間・就業規則・勤務体系・給与体系の問題が労務問題として多く取りざたされますが、問題認識が薄いがために、放置してしまい、その結果として労働組合を巻き込んだ経営の根幹を揺るがす大問題になってしまいます。

 労務問題は、企業経営が直面する不可避の問題と言えるでしょう。近年、「労務コンプライアンス」という言葉が良く使われるようになりましたが、労務を巡る多くの問題は法律によって厳しい規制があります。ですから、「社員の処遇は会社の自由」というのはとんでもない勘違いです。

 労務トラブルは根っこから解決していかなければなりません。そこでは、経営者自身の経営理念や方針が問われます。早く前向きにテーマに取り組むことが、会社にとっても、社員にとってもベストなのです。

 ここでは、最もご相談が多い、解雇の問題と、残業代問題に加え労働審判や労働訴訟といった手続について解説させていだきます。